坂本弘道ディレクション

9月15日(土)16:30-18:00

ピーター・エヴァンス×石川高×今西紅雪/千野秀一/坂本弘道

NYで活躍するトランペッター、ピーター・エヴァンスが初来日。ジャズの粋を尽くした圧倒的な演奏力がついにそのベールをぬぐ。笙の石川高、箏の今西紅雪とともに、どのような世界観を創り上げるのか。そして、70年代よりポピュラー音楽、映画音楽、実験音楽などのジャンルを横断してきた千野秀一がせんがわに初登場、超絶ピアノはもちろん、半自作楽器Urklavierも必見。ジャンルを超越したものたちの、破壊と創造のセッション。

ピーター・エヴァンス Peter Evans(トランペット)、石川高(笙)、今西紅雪(箏)、千野秀一(ピアノ/Urklavier)、坂本弘道(チェロ)

 

■プロフィール

ピーター・エヴァンス Peter Evans(トランペット)

ピーター・エヴァンスは2003年よりニューヨークを拠点に活動しているトランペット奏者、インプロヴァイザー、作曲家である。様々なジャンルのミュージックがハイブリッド化された実験音楽のシーンに位置しており、モダンな音楽技法と伝統を広範囲にクロスオーヴァーする作品を生み出している。自己決定的でありながら同時に協働的ともいえる即興音楽の性質を作曲のツールとして積極的に取り入れながら、他のミュージシャンや作曲家とともに新たな音楽の創作に力を入れており、その繋がりと広がりはますます大きくなっている。現在、彼がリーダーを務めている主要なグループはPeter Evans EnsembleとBeing & Becomingである。他にも、ピーターは2002年よりソロ奏者としてトランペットの生演奏と音源のリリースを行なっている。インプロヴィゼーションの分野において優れたアーティストとして広く認知されており、過去10年間に複数の音源を発表している。 ピーターは(マイク・プライドとティム・ダールと共に)Pulverize the Soundのメンバーでもあり、(エヴァン・パーカー、クレイグ・テイボーン、そしてサム・プルータと共に)Rocket Scienceのメンバーでもある。同じ志を持ったミュージシャンと共に実験を繰り返しながら、常に新しいグループ編成を行なっている。作曲家としては、インターナショナル・コンテンポラリー・アンサンブル(ICE)、ヤーン/ワイアー、ドナウエッシンゲン音楽祭、ジェローム財団新進アーティストプログラム、そしてドリス・デューク財団などからコミッションを受けてきた。また、世界各地の主要なフェスティバルに出演しながら、自身のグループを率いて様々な地域でツアーを敢行している。エヴァンスがこれまで共演してきた主なミュージシャンは、ジョン・ゾーン、ペーター・ブロッツマン、ジム・ブラック、ウィーゼル・ウォルター、マタナ・ロバーツ、タイショーン・ソーリー、レヴィ・ロレンツォ、ネイト・ウーリー、スティーヴン・シック、メアリー・ハルヴォーソン、ジョー・マクフィー、そしてICEやウェット・インク・アンサンブルのメンバーなど。2011年からは自身のレーベル、More Is Moreよりレコードをリリース。2016年には、ソロアルバム”Lifeblood” と、ピーター・エヴァンス・クインテットの3枚目にして最後のアルバム “Genesis”をリリースし、高く評価された。2018年にMore Is Moreは5枚の新譜を発表する予定である。

 

石川高(笙)

1990年より笙の演奏活動をはじめ、国内、世界中の音楽祭に出演。雅楽団体「伶楽舎(れいがくしゃ)」に所属し、雅楽古典曲や現代作品を数多く演奏してきた。笙の独奏者としても、様々な音楽家、作曲家と共に活動し、即興演奏も行う。催馬楽など雅楽の歌唱でも高い評価を受けている。和光大学、学習院大学、沖縄県立芸術大学、九州大学にて講義を行い、朝日カルチャーセンター新宿にて「古代歌謡」講座を担当している。
2018年には、Europe and the world, a symphony of cultures (British Museum, London)、Salon Tokyo; Bozzini Quartet, Satoko Inoue and Ko Ishikawa (Montreal, Quebec)などに参加している。
http://radiant-osc.com/

 

今西紅雪(箏)

伝統の上に立ちつつも、独自奏法による豊かで静謐な箏の響きを追求。古典、現代音楽、即興、電子音楽、Jazzといった枠にはまることのない独自の世界観を描くように奏でる。自身の企画『SOUND QUEST』では現代ならではの出会いにより箏の様々な魅力を引き出す試みを続けており、国内外のあらゆる楽器、ダンサー、 美術家、映画、老舗企業とのコラボレーションも多数。
コンサートやフェスティバル(Sonar Sound Tokyo、Jazz Art せんがわ、Camp Off-Tone、音泉温楽、水都大阪他)、パリコレクションへの出演や、伊勢神宮はじめ寺社での奉奏、学校公演等、幅広い演奏活動を行う。
ソロの他、テルミン奏者児嶋佐織とのユニット「短冊」、行川さをり・大塚惇平とのトリオ「笙箏声」、田ノ岡三郎(アコーディオン)・髙橋弥歩(サックス)とのトリオ「紅弥三」、サウンドアーティストHacoとのデュオ「aqua jade」等でも活動。2017年1月にはフランス人デュオRhizottomeとヴィジュアルアーティスト仙石彬人と共に仏4都市で国立劇場二ヶ所を含む公演を行い大きな反響を得た(国際交流基金助成プログラム)。5月今西玲子改め、紅雪を襲名。9月、Jazztronik野崎良太氏の音楽プロジェクトmusilogueよりファーストアルバム『秘色の雨』をリリース。
https://soundquest.exblog.jp

 

千野秀一(ピアノ/Urklavier)

1970年代からポピュラー音楽、演劇、舞踏、映画音楽などで活動。90年代から即興と電子音楽に向かう。近年は半自作楽器Urklavierで遊ぶ。2017年半野田拓との新作Voicelessness。

 

坂本弘道(チェロ)

多種多彩なセッション及びソロ、「パスカルズ」などのバンド活動、早川義夫、遠藤ミチロウ、友川カズキ、UA、川上未映子、荒井良二、中村達也、七尾旅人など、共演・サポート多数。近年は寺十吾の演出作品を中心に数多くの舞台音楽を手掛けている。シスカンパニー『グッド・バイ』『草枕』『遊侠 沓掛時次郎』『黒塚家の娘』『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』、近藤公園・平岩紙 二人芝居『あたま山心中~散ル、散ル、満チル』、『関数ドミノ』、流山児事務所『オケハザマ』、シビウ国際演劇祭参加作品・台湾阮劇團×流山兒事務所『馬克白:マクベス』等々。音楽ドキュメンタリー映画『WeDon’t Care About Music Anyway』(監督:セドリック・デュピール & ガスパール・クエンツ)出演。音楽監督として映像作品では、『緑子/ MIDORI-KO』(監督:黒坂圭太)、『zone存在しなかった命』『みえない汚染 飯館村の動物たち』(監督:北田直俊)、『きよこのくら』(監督:中村智道)等々。

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