ヒカシュー×クリス・ピッツイオコス

巻上公一ディレクション

9月17日(日) 19:30 - 21:00

ヒカシュー×クリス・ピッツィオコス

ニューヨークでここ数年で頭角を現したサックス奏者のクリス・ピッツィオコスは、初来日。とてもサックスとは思えない音が超ハイスピードで連射されます。そんな彼のソロとヒカシューとのコラボレーション。これは刺激的な組み合わせになるはずです。すでにヒカシューの秋の新作アルバム『あんぐり』の録音にクリスが参加するなど、交流ははじまっていて、息もぴったり。(巻上公一)

 

ヒカシュー[巻上公一(Vo,Theremin,Cornet)、三田超人(G)、坂出雅海(B)、清水一登(Pf,Synth,B-Cl)、佐藤正治(Ds)]
Chris Pitsiokos クリス・ピッツィオコス(sax)

 

■プロフィール

ヒカシュー

巻上公一(vocal,theremin,cornet)
三田超人(guitar)
坂出雅海(bass)
清水一登(piano, synthesizer,bass-clarinet)
佐藤正治(drums)

1978年結成されたノンジャンル音楽ユニット。デビュー当時はニューウェイヴ、テクノポップ・バンドの牽引者として一躍その名を知られたが、その後、抜きんでた即興性と独特な世界観を持つ楽曲が融合する唯一無二のロックバンドとして広く認知されていった。近年は過去の作品も次々リイシューされるなど、若い世代のフォロワーも多く、巻上公一の強烈なボーカルと三田超人の超越ギターは言うに及ばず、個性際立つそれぞれのメンバーがまさに自由自在に演奏するライブは圧巻。常にアート表現の新領域に挑み続け、2013年にはアルバム『うらごえ』で束芋とコラボレーション。また2014年にはカナダ四都市公演後ニューヨークで録音された『万感』、2015年には『生きてこい沈黙』が発売された。2017年オセアニアツアー後、NYCジャパンソサエティでthe Godzilla Legend コンサートを成功に導き、ゴジラの新作レコーディングもする。そして23枚目のヒカシュー新作『あんぐり』を録音。10月10日発売予定である。結成40周年に向け、ますます激しく熱い活動が注目を集めている。

http://www.makigami.com/hikashu/

 

クリス・ピッツィオコス(sax)

(c)anna ekros

活性化するニューヨーク即興シーンから登場したハードコア・ジャズの彗星、クリス・ピッツィオコス

古くは60年代「ジャズの10月革命」以来、アヴァンギャルド精神が現代まで継承されるニューヨークに彗星のように現れた若きアルト・サックス奏者クリス・ピッツィオコス。高校時代にクラッシック・サックスの第一人者フレデリック・ヘムケに師事し高度な演奏テクニックを身につけ、コロンビア大学時代に前衛ジャズと電子音楽に傾倒。2012年大学卒業と同時にブルックリンの即興シーンに登場。ノイズと同質のノンブレス奏法の高速タンギングで数多くの前衛ミュージシャンと対等に渡り合い、ソロ、デュオ、トリオで完全即興作品をリリース。一方では様々な音楽要素を融合し既存の枠組に捕われない作曲能力を発揮、「Chris Pitsiokos Quartet」「Chris Pitsiokos Trio」「CP Unit」といったリーダー・グループを率いて、作曲と即興、そしてジャンルの境界を超えた新たな音楽領域に挑戦している。2016年11月にはジョン・ゾーンが経営するニューヨークの伝説的ライヴハウス”The Stone”で1週間のレジデンシー・コンサートを行った。活動範囲はアメリカに留まらず、2度に亘るヨーロッパ・ツアーで現地のミュージシャンと共演している。
ジャズ、フリー・ミュージック、パンク/ハードコア、ノー・ウェイヴ、ノイズ、エレクトロニック・ミュージック、現代音楽といった幅広い音楽性を含有し、高度な作曲能力と驚異的な演奏テクニックでサックス一本で世界中の音楽シーンと交歓するピッツィオコスこそ、21世紀アヴァンギャルド・ミュージックの台風の目と言えるだろう。(文・剛田武)

ディスコグラフィー

Weasel Walter & Chris Pitsiokos ‎– Unplanned Obsolescence (ugEXPLODE 2012)
: Weasel Walter (ds), Chris Pitsiokos (as, electronics)

Chris Pitsiokos, Weasel Walter & Ron Anderson ‎– Maximalism (Eleatic Records 2013)
: Chris Pitsiokos (as, electronics), Weasel Walter (ds), Ron Anderson (g)

Chris Pitsiokos ‎– Oblivion/Ecstasy (Self Release 2015)

Chris Pitsiokos & Philip White ‎– Paroxysm (Carrier Records 2015)
: Chris Pitsiokos (as) , Philip White (electronics)

Weasel Walter & Chris Pitsiokos ‎– Drawn And Quartered (One Hand Records 2015)
: Weasel Walter (ds), Chris Pitsiokos (as)

Chris Pitsiokos Trio ‎– Gordian Twine (New Atlantis Records 2015)

 

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