VocColours(ヴォク・カラーズ) & エバーハルト・クラネマン with 北陽一郎/小森慶子×モーガン・フィッシャー×巻上公一

巻上公一ディレクション

9月16日(土) 13:30 - 15:00

VocColours(ヴォク・カラーズ)with 北陽一郎/小森慶子×モーガン・フィッシャー×巻上公一

VocColoursの面々とは、2015年にモスクワから北に電車で23時間もかかる街、アルハンゲリスクの有名なジャズフェスティバルで会った。いい大人が自由奔放に声で遊んでいる姿は、多くの観客の気持ちを解放してくれることだろう。兼ねてから交流のある北陽一郎が加わる。そしてモーガン・フィッシャーの豊かなキーボードの演奏と小森慶子のクラリネット、巻上公一のトリオは初顔合わせのマジックを企画している。(巻上公一)

VocColours/ヴォク・カラーズ(即興ヴォイスグループ)、北陽一郎(Tp、Laptop)
小森慶子(Cl)、モーガン・フィッシャー(Key)、巻上公一(Vo etc.)

 

■プロフィール

VocColours「ヴォク・カラーズ」 –ドイツからの即興のヴォイス4人組–

VocColours は舞台上で色彩豊かなヴォイスのイメージを、本能的につくっていくのを楽しんでいる。VocColours のメンバーはブリジット (Brigitte Küpper) 、ガラ (Gala Hummel) 、ノーベルト(Norbert Zajac) 、ユーリ (Iouri Grankin) の4名。また、VocColoursは特別なゲスト演奏者(優れたヴォーカルである Phil Minton を初めとした多くの共演者)を迎えて、ともに音楽の冒険の旅を続けている。
2013年のロシアツアーでは、VocColours はサンクトペテルブルグでピアニストの Alexey Lapinと出逢った。この時の魔法のようなコンサートはイギリスのジャズ・レーベル 「Leo Records」 からCD「zvuKlang」が出て、多くの国際的な批評と注目を集め、ヨーロッパのジャズ・チャートに現れた。VocColours は2014年の終わりに、ベルリンの Leo Festival にジャズ・レーベルの35周年記念ということで招待された。2枚めのCD 「Luxatio」 は、2015年にEberhard Kranemann(クラフトワーク初期メンバー。コントラバスと電子楽器)とのコンサートを収録、国際的な、また全国的な共鳴を得られた。2015年には再びロシアツアーを敢行、「4th Leo Records Festival」ではロシアの有名な即興の演奏家たちと一緒に演奏することができた。新しいCD「Russian Affair」はこの時の演奏で、 Alexey Kruglov、Roman Stolyar、Oleg Yudanov といった演奏家が参加している。
さて、VocColours の最も充実した出逢いは、日本人のトランペッター北 陽一郎とダンスの野々ユキノとの「the project EAST MEETS WEST, Spontanious Composition Orchestra – Japan – Germany」(Eberhard Kranemann 企画)だ。それは東京で「東」に出逢うというアイディアを生む、明晰な閃光となった。ロシア・ツアー中、VocColours は巻上公一氏とヒカシューに会うことができ、10th Jazz Art Sengawa Festival に招待され、よって WEST MEETS EAST ということになった。VocColours の日本ツアーは、Goethe Institut Germany の支援を受けている。

ゲーテ・インスティテュート

 

北 陽一郎(Trumpet、Laptop – Ninja Jockey)


Trumpetでは、クラシックから即興演奏まで幅広く演奏している。1991年より渋さ知らズ、2003年よりシカラムータ、ベツニ・ナンモ・クレズマーに参加し、国内のフェスティバルはもとより、ヨーロッパ等で多くのコンサート・フェスティバルに参加し、世界中の演奏家と共演。John Zorn’s COBRAにも参加している。最近では、特殊奏法を用いたトランペットソロに取り組んでいる。
オリジナルコンピュータソフトNinja Jockeyを使ったLaptop – Ninja Jockeyでは、ダンスの野々ユキノとのユニット「KO-ON-TEN」で、国内はもとよりヨーロッパ・アメリカでコンサートを行っている。2006年より、即興についてのレクチャー・講師によるミニコンサート・即興ワークショップを行う即興芸術研究会を不定期に開催している。
渋さ知らズ、シカラムータなどでのCDのほか、1996年に法律と音楽を融合させた「ラップ憲法」、2005年に「KITA Ninja Jockey KO-ON-TEN WARSAW LIVE」、2014年にSoon KIM、井野信義とのトリオ「KIK」で「Hotel the Strasse」。
クラフトワークの初期メンバーEberhard Kranemannと「ONE WORLD-ONE SOUND」、「SPONTANEOUS COMPOSITIONS」の2枚のCDをリリースしている。VocColoursとは、2015年にEberhard Kranemannの紹介で、彼とともにドイツ・ケルン近郊で数カ所コンサートをした。

 

小森 慶子 keiko komori (clarinet, bass clarinet, soprano sax)


クラリネット、サックス奏者。これまで日本国内のライブハウスにとどまらず『渋さ知らズ(在籍2000~2008年)』のほか、吉田達也率いる『高円寺百景』で北米やヨーロッパの音楽フェスティバルにも出演、さらに佐藤允彦の『SAIFA』のメンバーとして2009年の『North Sea Jazz Festival』に出演。現在はピアニスト清水一登とパーカッショ二スト小林武文とのトリオ『Ludus Tonalis』、クラリネット即興トリオ『なりゆきのあなた』(+坂田明、吉田隆一)を展開するほか、高円寺百景、トリニテ、FORTIS、パンチの効いたオウケストラのメンバーとして活動中。https://koikeraha.tumblr.com/

 

モーガン・フィッシャー

 

巻上公一 Koichi Makigami


ヴォーカリスト、プロデューサー。1978年結成のヒカシューのリーダーとして作詞作曲はもちろん、声の音響やテルミン、口琴を使ったソロワークやコラボレーションを精力的に行っている。トゥバ共和国の喉歌ホーメイは日本の第一人者、97年から毎年トゥバやアルタイから音楽家を招聘、喉歌国際交流を組織している。テルミンは、通常の奏法を逸脱したカンフースタイルを確立。口琴はバシコルトスタンのローベルト ザグレッヂーノフを師とし、ゾルタンシラギーの発明口琴をはじめ、様々な口琴を使いこなす。98年には口琴オペラ『ぼくは頭をびょんびょんした』を作・演出。歌らしい歌から歌にならないものまで歌う歌唱力には定評があり、それらの音楽要素を駆使する演劇パフォーマンス(チャクルパシリーズ)のクリエーターとしても活躍している。また、ヨーロッパ、アジア、アメリカなどの世界のさまざまな音楽フェスティバルにも招聘される他、〈JAZZ ART SENGAWA〉〈Festival Neo Voice〉〈湯河原現代音楽フェスティバル〉〈John Zorn’s COBRA〉など、ユニークなフェスティバルやシリーズ公演をプロデュースしている。最新アルバムは『TOKYO TAIGA』(tzadik)。ソロヴォイス作品に『KUCHINOHA』『KOEDARAKE』、口琴作品に『ELECTRIC EEL』(3作共にtzadik)、テルミン作品に『月下のエーテル』(doubt music)、歌のアルバムに『民族の祭典』『殺しのブルース』(bridge)など多数。
ヒカシューの新作『あんぐり』が2017年10月に発売される。

http://www.makigami.com/

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